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ラインナップのビッグ チェンジは大成功だった
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消えた駅長たちからメッセージが来たので探しに行ってきた
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横浜市港南区デジタルスタンプラリーに参戦!しんどかったけど新しい発見が多かった
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私鉄10社スタンプラリーが無理ゲーだと思った5つの理由
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1、2番には知野、林を固定するべきではないか
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ドラクエウォークのお土産のためだけに新潟県へ行ってきました
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知野の存在感は見過ごせない
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あまり響かないサヨナラ勝ち
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振り返れば負ける要素はいくつもあった
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打線の復活はまだ早い
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西浦の2軍降格について
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左右病を断ち切るための代償となるか
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安定志向に留まる選手はつまらない
投稿日 2023年8月27日 01:59:55 (横浜スポーツ)
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大きな意味のある勝利
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連敗は止まったが、問題は山済みである
投稿日 2023年8月25日 01:09:21 (横浜スポーツ)
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もう何も手を打たない首脳陣
投稿日 2023年8月24日 07:36:33 (横浜スポーツ)
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投稿日 2023年8月23日 00:12:41 (横浜スポーツ)
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選手起用の基準が狂っている
投稿日 2023年8月21日 01:18:37 (横浜スポーツ)
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三浦監督の考えを推察する
投稿日 2023年8月20日 00:42:49 (横浜スポーツ)
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願いが叶った
投稿日 2023年8月19日 02:56:56 (横浜スポーツ)
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まったく何も変わっていない
投稿日 2023年8月18日 08:30:14 (横浜スポーツ)
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もう佐野、桑原の1、2番はこりごりだ
投稿日 2023年8月17日 08:15:06 (横浜スポーツ)
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打線が調子を取り戻したと考えるのは早計
投稿日 2023年8月16日 06:52:33 (横浜スポーツ)
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大きな決断を求められる佐野の処遇
投稿日 2023年8月13日 18:20:08 (横浜スポーツ)
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復調しつつある打線の勢い
投稿日 2023年8月10日 08:30:24 (横浜スポーツ)
もうずっと負けられない試合が続いていますが、今日の阪神最終戦は、勝利で終えることができました。
石田投手が6回まで無失点と好投しました。一度末梢してこの10試合のためにしっかり調整させたのと、得意のナゴヤドームを復帰戦に選んだのが、成功したと言えます。今日はストレートも走っていましたが、それでも慎重な上にも慎重な投球で、1点も与えることがありませんでした。
試合の前にラミレス監督が「今日はラインナップにビッグ チェンジがある」と語っていたということですが、それは筒香選手の4番復帰でした。筒香選手の3番にはいろいろな理由もあったでしょうが、結局今季4番にふさわしい打撃を見せてきたのは筒香選手よりロペス選手だったというのが、口には出さなくても監督の真意であったと思います。今季の筒香選手もけして平凡な成績ではありませんでしたが、筒香選手の本来の力からすると、あまりにも結果を出せない試合が多すぎました。逆に今季のロペス選手は、そのバットで決めた試合も数多く、キャリア最高の結果を出しました。
最近のロペス選手だって不調に陥ったわけではありません。9月の打率は3割を超えています。筒香選手は8月には月間MVPを取るほどの活躍を見せましたが、9月に入ってからはむしろ8月ほどの結果を出していないようにも見えます。それがここに来て筒香選手の4番復帰です。
采配という意味では、試合中の選手交代やヒットエンドランなどの仕掛けなどもありますが、これらはある程度そのときの状況によって、選択肢は限られます。また継投は、外野手出身のラミレス監督ではなく、篠原・木塚コーチの判断がが、ある程度以上イニシャチブを握っていると推測されます。しかしスタメンの決定は、監督の判断が色濃く反映されるでしょう。もちろんスタメンの決定は、各選手の調子にもよりますが、4番の交代というのはそれだけではない特別の意味があります。実際の得点力への影響もあるでしょうけど、精神的にチームにムチを入れる意味が大きい。このシーズン最後の10試合が特別な10試合だということは、OUR TIME IS NOWという言葉で、ラミレス監督も再三口にしてチームを鼓舞してきていますが、今日後半の5試合に入るにあたって、言葉以上にものを言った筒香選手の4番復帰だったと思います。
もうひとつ、筒香選手の4番ほどビッグなことではありませんが、捕手は戸柱捕手がスタメンでした。この10試合、いつものように濵口投手に髙城捕手を組ませた以外は、すべて嶺井捕手が先発マスクでした。打撃面の期待もあったかも知れませんが、それ以上にリード面での期待だったでしょう。私のような素人でも分かるぐらい、戸柱捕手と嶺井捕手のリードには違いがありますので、ふたりのどちらが優れているかは私には分かりませんが、今季も多くの試合でマスクをかぶってきた戸柱捕手のリードのデータは、敵に完全に把握されていると思われ、あまりデータを取られていない嶺井捕手は、それだけでアドバンテージがあったと思います。そして嶺井捕手の起用は、見事に当たりました。昨日井納投手が打ち込まれるまでは、チームは負け知らずでした。
もっとも、戸柱捕手をこのままシーズンの最後まで使わないという選択肢は、いくらラミレス監督が口で正捕手は戸柱捕手だと言っていても、あまりにも戸柱捕手のモチベーションとプライドとを傷つけますから、10試合のうちどこかで1試合は先発マスクがあると思っていましたので、それが今日の試合だということには驚きはありませんでした。阪神とは5連戦になり、だんだん嶺井捕手のリードも見切られてきた可能性もありましたし、相手が左腕投手の先発なら嶺井捕手、濵口投手の先発試合は髙城捕手、ウィーランド投手にはずっと成功してきている嶺井捕手と考えると、戸柱捕手の出番があるとすれば、今日しかなかったかも知れません(井納投手が先発予定の最終戦は、”正捕手”戸柱捕手かも知れませんが)。
昨日の井納投手は炎上してしまいました。それだけ阪神の打線に力があることの証でもありますが、この10試合の先発ローテーションを決めるに当たって、井納投手が昨日まで登板がなかったということは、ラミレス監督の評価は井納投手は現時点の先発投手の中では5番手だということです。石田、今永投手が1番手、2番手だったことには、先日のブログにも書いたように理由がありますが、井納投手が3番手であっても、あるいは横浜スタジアムでの第1戦であってもかまわなかったはずですから。ラミレス監督は井納投手には”大事な最終戦を任せる”というような意味のことを語っていますが、それは戸柱捕手を”正捕手”と言っているのと同じなのかも知れません。しかしそれでも井納投手は奮起して、最終戦では良い投球を見せなければなりません。
話しを戻しますが、今日のラインナップのビッグ チェンジは大成功でした。戸柱捕手は石田投手をよくリードしましたし、先制のスリーランホームランは、風とファンの声援の後押しにも助けられたとは言え、そしてスタンドぎりぎりでしたが、限りなく価値の大きなホームランでした。
3点はリードしましたが、阪神はそこで先発メンドーサ投手を見切って継投に入ります。リーグ1のリリーフ陣を持つ阪神だからこそできる決断ですし、実際一昨日は4点をリードしながら、秋山投手をそうそうに見切った阪神に、同点に追いつかれています。今日もこのまま追加点がなければ、一昨日の二の舞になる可能性が高かったでしょう。一昨日の引き分けは、勝ちに等しいものと書きましたが、今はもう引き分けも許されない状況です。しかし逆に追加点を取れれば、流れは完全にこちらに来ます。どうしても追加点が欲しい。そして、阪神の盤石のリリーフ陣に対してそれを可能にしてくれる男は、この選手しかいません。日本の4番筒香選手です。
6回裏、ヒットのロペス選手を1塁に置いて、ツーランホームラン。打った瞬間にそれと分かる素晴らしいホームランでした。ついに4番筒香選手が戻ってきたのです。やはり筒香選手には4番が似合います。それでもラミレス監督が8月の好調時にも打順を動かさなかったのは、今日のためだったと思えるほどの、劇的なホームランでした。
筒香選手が打つと、雰囲気が変わります。続く宮﨑選手(今日は2安打2四球で、着々と首位打者取りに近づいています。ファインプレーもありましたね)、戸柱選手(これで猛打賞)、柴田選手(セーフティバントで自らも生きました。先日も同じ3塁線に決めましたが、なかなかうまいです。守備の上手さも相まって、セカンドレギュラーにまた1歩近づきました。もっとも、宮﨑選手でさえ今季半ばまでレギュラー認定しなかったラミレス監督ですから、まだまだレギュラーへのハードルは高いですが)、3人がヒットを連ねて無死満塁。相手の岩崎投手もけして悪い投球でなかっただけに、ここまで追い詰めながら1点も追加点がなければ、また流れが変わった可能性もありました。しかし倉本選手が前進守備の1,2塁間を抜くタイムリーヒット。倉本選手も猛打賞です。これで試合は決まったでしょう。
7回からは勝利の方程式、三上、パットン、山﨑投手の継投です。
三上投手は代打大山選手を、この何試合かピンチの場面で登板して成功していたスライダーの連投で打ち取りましたが、続く代打高山選手には初球のストレートが、戸柱捕手が構えた内角低めではなく、逆球でしかも甘い高めに行ってホームランを打たれます。上からの球速149キロのストレートでしたが、三上投手の上からのストレートは、今季は昨年までより球速は上がっているのですが、コントロールできずに高めに行くことが多いのは相変わらずのようです。次の俊介選手は5球全球ストレートで打ち取ります。ただし、5球とも上からではなくサイドスローからのストレートです。こちらの方が球速はさほど出ませんし、今日は5球とも戸柱捕手が外角低めに構えているのに高めに浮いたり内角に行ったり、コントロールが定まりませんでしたが、上からのストレートよりも打者からすると打ちにくいのは明らかです。次の上本選手には、2球目にサイドスローからのストレートを交えましたが、これは狙いどおり外角低めに決まり、あとは今日も終始キレもコントロールも良かったスライダーで打ち取ります。最後にフライを打たせたスライダーは、戸柱捕手が外角のボールゾーンに構えたとおりにコントロールされていました。左打者ということもありますが、高山選手への上からのストレートが悔やまれるだけで、あとはリードも投球も良かったのではないでしょうか。
8回、パットン投手は糸井選手と福留選手に連打を浴びて無死2,3塁のピンチ。6回の追加点がなければ大変なことになっていたところですが、5点差ありますから、このふたりをホームに帰して2点を入れられてもまだ3点差、それ以上追加点を与えず3つアウトを取れば、問題ありません。しかも、打順は下位に回っていきます。これが下位打線でチャンスを作れられてクリーンナップに回る状況だったら、ビッグイニングになる可能性もありましたが、打順の巡りも良かったと言えます。
9回は、山﨑投手と戸柱捕手に代わった嶺井捕手の亜細亜大バッテリーで臨みます。山﨑投手は調子は悪くなかったようですが、先頭の梅野選手をストレート2球で追い込みながら3球勝負のストレートが力が入ったか逆球になってツーベースヒットを許します。戸柱捕手なら3球目にツーシームを交えていたような気がしますが、3球目が狙いどおり外角低めに決まっていれば、ツーシームはいりません。そうなれば嶺井捕手の目論見どおりだったでしょう。ツーシームを振ってもらえなければ、ボールをひとつ増やした上に、4球目のストレートを待たれるだけです。投手が常に捕手の思ったところに投げてくれれば、捕手は楽なものでしょうし、打者にもそうそう打たれることはないでしょうけど、そうならないのが野球です。
また右打者にはどの捕手がリードしてもどうしても外角一辺倒になります。私が記憶している限りでは、右打者の内角にストレートを要求した捕手は、侍ジャパンのときの小林捕手だけです。インステップして投げる山﨑投手は、右打者の内角に投げるのは、どうしても苦手のようです。ただ戸柱捕手と嶺井捕手の違いは、外角低めばかりでなくしばしば高めも要求することでしょうか。
続く左打者の高山選手に対しては、ストレートとツーシームのコンビネーションで打ち取りますが、ストレートはすべて内角、うち1球は高めのつり球です。ツーシームはベース上、真ん中低めに構えますが、ボールにして空振りを狙うツーシームは、ベース上に来なければ振ってくれないので、この構えはどの捕手でも共通でしょう。代打左の伊藤選手には、初球内角高めを見せておいて、あとは外角低めに構え、1球ツーシームを見せましたが、あとはストレートを続けて打ち取りました。最後の右打者上本選手は、2球目に外角高めを見せましたが、あとはすべて外角低め、1球スライダーを投げましたが、あとはストレートで打ち取っています。
私のような素人には、戸柱捕手と嶺井捕手とどちらの捕手のリードが優れているかなどと評価することは、なかなかできませんが、ふたりのリードには共通しているところも多いですが、明らかな違いもあります。今日のように嶺井捕手を”抑え捕手”にするのも、悪くないように思います。
今日は勝ちましたが、1敗しか許されないという状況は続きます。しかし筒香選手の4番復帰が、チームにもファンにも大きな勇気を与えてくれました。残るはあと4試合です。1試合1試合、必ず勝つ意気込みで、戦うだけです。
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Source: YOKOHAMA lover
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