-
第1回目の生徒さんと再会:第59回NICUのいのちの授業 in 神奈川大学附属中学校
投稿日 2018年12月3日 17:41:53 (横浜ブログ)
-
第46回よこはま花と緑のスプリングフェア2024より、花壇展とチューリップ。
投稿日 2024年4月26日 11:11:11 (横浜ブログ)
-
@浅草 老舗の味は…
投稿日 2024年4月25日 05:55:43 (横浜ブログ)
-
【04月20日】スポルト八景:サタデートーナメント
投稿日 2024年4月25日 00:00:00 (横浜ブログ)
-
【2024年ニューオープン!】横浜にオープンした和食バルでいただくおいしいランチ
投稿日 2024年4月24日 19:13:23 (横浜ブログ)
-
大さん橋サイズ最大に返り咲いた、ダイヤモンド・プリンセスをいろんなところから。
投稿日 2024年4月23日 11:11:11 (横浜ブログ)
-
☆ベティ・ブルー 愛と激情の日々☆
投稿日 2024年4月22日 09:30:00 (横浜ブログ)
-
横浜店限定 特価植物ご案内‼️
投稿日 2024年4月21日 14:44:21 (横浜ブログ)
-
シリーズ横浜の橋_その37・・・増設編、ハンマーヘッドウォーク。
投稿日 2024年4月20日 11:11:11 (横浜ブログ)
-
横浜白楽駅前にある蕎麦屋でいただくおいしいミニ丼セットランチ
投稿日 2024年4月17日 21:00:59 (横浜ブログ)
-
お馴染みのようでそれ程でも、ウエステルダムをいろんなところから。
投稿日 2024年4月17日 11:11:11 (横浜ブログ)
-
大納言小豆に聞いてみよう 「どうせだめでしょ菌」のやっつけ方
投稿日 2024年4月15日 15:19:17 (横浜ブログ)
-
【04月13日】スポルト八景:ダブルストーナメント
投稿日 2024年4月15日 00:00:00 (横浜ブログ)
-
お散歩写真2024_工事が終わったところもありますが、工事中のところを中心に。
投稿日 2024年4月14日 11:11:11 (横浜ブログ)
-
PPバンドを編みながら
投稿日 2024年4月11日 11:47:55 (横浜ブログ)
-
大さん橋から出港の飛鳥Ⅱから、新港ふ頭から出港のオイローパへ。
投稿日 2024年4月11日 11:11:11 (横浜ブログ)
-
そごう横浜店でいただくおいしい鰻重ランチ
投稿日 2024年4月10日 20:08:49 (横浜ブログ)
-
ガンダムファクトリー横浜終了記念、動くガンダムフォトスポット巡り。
投稿日 2024年4月8日 11:11:11 (横浜ブログ)
-
さくら・もも・しろ・あか・き色 せせらぎ緑道:「マサぽん」の横浜ものがたり
投稿日 2024年4月7日 22:50:32 (横浜ブログ)
-
@みなとみらい さば料理の専門店とは
投稿日 2024年4月6日 06:13:27 (横浜ブログ)
-
横浜港へ初入港した新港ふ頭のオイローパから、大さん橋の飛鳥Ⅱへ。
投稿日 2024年4月5日 11:11:11 (横浜ブログ)
-
【04月02日】ハマボール:火曜トーナメント
投稿日 2024年4月5日 00:00:00 (横浜ブログ)
-
横浜駅近くにあるおいしいボリュームたっぷりわんたん麺専門店
投稿日 2024年4月3日 19:08:36 (横浜ブログ)
-
謎解きスタンプラリー、ナゾる!ヨコハマ街歩き・鶴見区編。
投稿日 2024年4月2日 11:11:11 (横浜ブログ)
-
【03月30日】スポルト八景:3月総評
投稿日 2024年4月2日 00:00:00 (横浜ブログ)
-
感謝とごみ
投稿日 2024年4月1日 13:35:19 (横浜ブログ)
-
おすすめ植物ご紹介‼️
投稿日 2024年3月31日 17:56:30 (横浜ブログ)
-
2024年03月の空・・・総集編・・・
投稿日 2024年3月30日 11:11:11 (横浜ブログ)
-
金魚&メダカ入荷情報❗️
投稿日 2024年3月29日 21:25:09 (横浜ブログ)
-
@蒲田 「いっぺこっぺ」とは?
投稿日 2024年3月29日 03:59:10 (横浜ブログ)
-
横浜桜木町でいただく絶品無化調ラーメン
投稿日 2024年3月27日 20:30:21 (横浜ブログ)
先週の学会明けの月曜日、学会参加組と留守番組の再合流でした。
不在中の留守番してくれたメンバーの頑張りを共有して新しい
週のスタートでした。
10月からNICU専属になってくれた臨床工学士さん、そして
10月からNICUの回診に参加してくれるようになった緩和ケア普及室
の医師・看護師さんもNICU入院中の赤ちゃんとご家族の診療のことを
共有していきました。
新たな1週間の始まりでした。
外来で出会ったのは新生児成育医学会の市民公開講座に
一緒に登壇してくれた仁くんご家族に再会。
市民公開講座のご家族の素晴らしい講演に学会員の一人
としてお礼を改めてお伝えさせていただきました。
コウノドリを繰り返しみているというNICU卒業生のりなちゃん、
仁くんに気づき、一緒に記念撮影させてもらいましたね。
仁くんとりなちゃんに見送られ自分は出張でした。
毎年この時期に訪れている
です。
毎年見るのを楽しみにしている
紅葉の景色で1年が過ぎたことを感じます。
11回目の訪問です。
で報道が残っていますが、今年で11年目のこの学校での
授業になります。
コウノドリの動画や当院のニュース報道などを交えながら
一生懸命聞いてくださる生徒さんが
多いこの学校、毎年、事前学習などもしてくださり
話す意義を感じさせてくださる生徒さんたちです。
授業の後半は初めてこの学校で授業をした時の
学年の生徒さんが病院訪問してくださり、
NICU卒業のご家族の話を聞き、
神奈川県内で58回、様々な学校で授業をして来て
一番驚いた感想はこの学校の先輩ですと話して
その言葉を紹介して授業を終えました。
同じ授業を聞いた同じ学校の先輩の話をして
自分たちも考えてみようと思ってもらえたらと考えてでした。
質問してくれた女の子、
「赤ちゃんを救えなかった時、死んでしまった時に
どう気持ちを立て直しているのか?」
という趣旨の質問を心寄せてしてくれました。
「自分は命を救えた、救えないと思えていない最近。
<命は救える>と医者が言っていいのかもよく分からない。
でも、お腹の中で命を終える赤ちゃんでも、生まれて
治療を受けた中で命を終える赤ちゃんも、悲しいけど、
それぞれの命の時間、それぞれの一生でいいことも
あったかもしれないし、パパさんやママさんがその
子のことを忘れたいではなく、悲しいけどその子と
過ごせてよかったといつか思ってもらえたらと思い
ながら悲しむだけで終わらないようにしたいと
思えている。気持ちを立て直すなんてできないけど、
その子がいたからこそ知ったこと、気付かされたことを
自分でも一人一人考えたいし、ご家族にもそういう
想いを伝えられたらと思っている。
人の死は乗り越えることではないし、その死を
見届けた人達と一緒にその先を生きていこうという
気持ちを持っている」
という趣旨の言葉を生徒さんに話しました。
一生懸命聞いてくれるその女の子の姿勢を心強く思えました。
今回の授業は自分の授業はいつもより15分短めにして
その時間を、第1回の授業を聞いて医療者になろうと思い、
夢を叶えつつある25歳になった生徒さんがこの授業を
聞いてからの10年間についてを後輩生徒さんに語るという
特別授業としました。
11年前に授業を聞いての想い
高校生になっての想い
新生児科医は難しいかなと思えて「子供 仕事」
で検索した日のこと、子供のための仕事は多いと気づいた日
やっぱり医療に関わりたいと思えて
「子供 仕事 医療」で検索し直すと
出て来た言葉に関心を持ち
理学療法士になろうと夢が変わっていたこと
こども医療センターに自分で連絡して訪問して
理学療法士さんの仕事ぶりを見たり、話を聞いたり、
患者家族の人たちの話を聞いて理学療法士になろうと思って
勉強したこと
理学療法士になるまでの日々を後輩に
伝えてくださいました。
そして、今、理学療法士になって
取り組んでいること、大学院で学んでいることを
話してくれました。
そして、後輩の生徒さんに、
この授業を10年前に自分は聞いてそれがきっかけで今がある。
この中にもそういう時間になる人がいるかもしれない。
「命ってなんだろう、もしも、自分が当事者だったらどう思うだろう?
そして、自分には何ができるだろう?」みたいなことを
考えてねというような語りかけを後輩にしてくれていました。
素晴らしい特別授業に思えて感動していた自分です。
自分が話した11年前の授業で蒔いたかもしれない種が
目の前で花開くつつあるように思えていました。
こういう生徒さんが一人でもいるだけで
の当時の自分の夢や想いは叶った気がするし、このNICU学校プロジェクトの
コーディネーターをし続けてくださった菊地さんにも感謝でした。
上記の取材の当時に受けた産科医や小児科の医療者不足を
どうするか?というインタビューがあった時に、自分は地道に
それぞれの周囲の学校で命の授業をすることが自分ができること。。。
と答えたら、そのインタビューアーさん、大笑いして、
「ふざけているのですか?」と言われた日を思い出しました。
そんなことでなく、今、行政や政治で何かできることを
提案できないか?というような意見を言われました。
あれから11年経ちました。報道は産科医・小児科医不足と
言わなくなりましたが、それは解決したわけでなく、報道が
関心を持たなくなった、当たり前と思えてきたからかもしれません。
あの時に大笑いした人にこの生徒さんのような周産期医療を目指して
いる若者が自分の周囲に増えて着ていることを伝えたい気持ちでした。
地道に続けることが遠回りでも近道だと改めて思えました。
自分が授業した生徒さんの11年後の医療者としてのこれからの
夢などを聞きながら落ち葉の中を歩いた時間を幸せに思えました。
「ゆづり葉」という言葉が好きなのですが
新しい葉が出てくるから古い葉は落ちていく。
ゆづり葉が落ちていくのは新しい葉が生まれてくる
ことを喜ぶべきことなんだということだと思います。
命の授業を通じて、自分が医療の現場にいなくなっても
想いや願いを継いで小児医療の現場で頑張ろうと思って
くれる若者が生まれてくるのを感じる最近です。
11年間続けていたことに意味はあるのかなと思えました。
そして、今回の生徒さん以外にもいつか
こども医療センターで働きたいと今は大学生になった
人たちが入職してくれる日を信じて、その日まで
こども医療センターで自分ができることを続けていきたいと
思いながらNICUに復帰した夕方でした。
ご意見ご感想などお寄せくだされば
心強いです。
Source: がんばれ!!小さき生命(いのち)たちよ
続きを読む>>最新情報