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ウィーランド投手をリードした嶺井捕手の特徴と、三上投手らリリーフ陣の防御率
投稿日 2017年9月13日 18:16:02 (横浜スポーツ)
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消えた駅長たちからメッセージが来たので探しに行ってきた
投稿日 2024年4月16日 14:36:54 (横浜スポーツ)
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横浜市港南区デジタルスタンプラリーに参戦!しんどかったけど新しい発見が多かった
投稿日 2024年2月14日 18:00:42 (横浜スポーツ)
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私鉄10社スタンプラリーが無理ゲーだと思った5つの理由
投稿日 2023年11月8日 20:52:44 (横浜スポーツ)
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細川の抜けた穴は大きい
投稿日 2023年10月29日 08:35:03 (横浜スポーツ)
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1、2番には知野、林を固定するべきではないか
投稿日 2023年9月26日 12:45:25 (横浜スポーツ)
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ドラクエウォークのお土産のためだけに新潟県へ行ってきました
投稿日 2023年9月12日 18:22:02 (横浜スポーツ)
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知野の存在感は見過ごせない
投稿日 2023年9月11日 05:01:57 (横浜スポーツ)
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あまり響かないサヨナラ勝ち
投稿日 2023年9月9日 09:05:49 (横浜スポーツ)
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もう少しうまく選手を運用できないのか
投稿日 2023年9月7日 08:08:43 (横浜スポーツ)
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振り返れば負ける要素はいくつもあった
投稿日 2023年9月6日 08:16:56 (横浜スポーツ)
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まさかの知野のグランドスラム
投稿日 2023年9月4日 15:17:00 (横浜スポーツ)
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関根、宮崎の復調が大きい
投稿日 2023年9月3日 09:02:12 (横浜スポーツ)
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打線の復活はまだ早い
投稿日 2023年9月2日 07:15:34 (横浜スポーツ)
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西浦の2軍降格について
投稿日 2023年9月1日 09:11:47 (横浜スポーツ)
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蝦名の潜在能力に期待する
投稿日 2023年8月31日 08:01:32 (横浜スポーツ)
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いい加減に内野の二人、外野の二人は見切りをつけるべきだ
投稿日 2023年8月29日 23:53:39 (横浜スポーツ)
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左右病を断ち切るための代償となるか
投稿日 2023年8月28日 06:54:36 (横浜スポーツ)
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安定志向に留まる選手はつまらない
投稿日 2023年8月27日 01:59:55 (横浜スポーツ)
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大きな意味のある勝利
投稿日 2023年8月25日 23:43:28 (横浜スポーツ)
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連敗は止まったが、問題は山済みである
投稿日 2023年8月25日 01:09:21 (横浜スポーツ)
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もう何も手を打たない首脳陣
投稿日 2023年8月24日 07:36:33 (横浜スポーツ)
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厳しい決断を下せない監督
投稿日 2023年8月23日 00:12:41 (横浜スポーツ)
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選手起用の基準が狂っている
投稿日 2023年8月21日 01:18:37 (横浜スポーツ)
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三浦監督の考えを推察する
投稿日 2023年8月20日 00:42:49 (横浜スポーツ)
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願いが叶った
投稿日 2023年8月19日 02:56:56 (横浜スポーツ)
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まったく何も変わっていない
投稿日 2023年8月18日 08:30:14 (横浜スポーツ)
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もう佐野、桑原の1、2番はこりごりだ
投稿日 2023年8月17日 08:15:06 (横浜スポーツ)
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打線が調子を取り戻したと考えるのは早計
投稿日 2023年8月16日 06:52:33 (横浜スポーツ)
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大きな決断を求められる佐野の処遇
投稿日 2023年8月13日 18:20:08 (横浜スポーツ)
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復調しつつある打線の勢い
投稿日 2023年8月10日 08:30:24 (横浜スポーツ)
7日のヤクルト戦で今永投手が大炎上したのに続き、阪神3連戦はすべて終盤までは競り合いながらリリーフ投手が打たれて負けるという最悪の4連敗を喫してしまいました。
上の表は今季昨日の試合までの、10試合以上投げている救援投手の防御率です(エスコバー投手と三嶋投手については、先発の分は含まず、リリーフの分だけです)。クローザーの山﨑投手は素晴らしい投球を見せてくれています。エスコバー投手も期待以上の投球と言っていいでしょう。三嶋投手は先日の阪神戦ではサヨナラ負けの当事者となってしまいましたが、まだイニング数も少ないとは言え、先発のときと比べれば安定した投球です。だからこそ、あの場面を託されたのでしょう。パットン投手にはさらに上を期待していましたが、まず良くやってくれていると言ってもいいでしょう。平田、加賀、砂田投手は昨年よりは良い投球そしてくれていますし、田中投手も毎回ではないですが、良い日もけっこうあります。
やはり誤算は三上投手と須田投手でしょうか。須田投手は昨年あれだけの活躍を見せてくれたためのダメージが残っていたとも思われますが、三上投手の不調の原因がもうひとつ分かりません。ただ、私は三上投手の一番特徴的な球は、サイドスローからの動くストレートだと思っています。これがあるからこそ、スライダーも生きるように思います。ルーキーだった2014年には、この球(DELTAではこの球をカットボールと判定しています)が、全投球の48.4%を占めていました。それが今季は28.7%です。ただし、今季はその変化がルーキーの頃のようなえげつない変化ではなくなっており、それであまり投げなくなったということかも知れません。代わって増えたのが上から(スリークウォーター?)投げるストレートで、2014年には12.4%だったのが今季は24.2%も投げています。このストレートは以前は最高148キロでしたが、今季は150キロを超えることもしばしばで、明らかに球速が上がっておりだからこそ投球の割合も増えたのでしょうけど、さほど武器になっていないようです。スライダー自体は変化も投げる頻度も変わっていないように見えるのですが、今季突然通用しなくなりました。三上投手が昨年のような投球をしてくれていたら、今季もう少し楽な戦いができているのですが。
9月4日の残り22試合となった時点のブログで、巨人は13勝8敗1分ぐらいと読み、であればベイスターズは12勝10敗すれば勝率で巨人を上回ると書きました。その後一昨日までにベイスターズは2勝4敗、巨人は3勝2敗で、巨人にとって残り17試合10勝6敗1分は難しい数字ではありませんから、 当初の星読み通りになるためには、ベイスターズは残り16試合を10勝6敗で乗り切らなければなりませんでした。昨日はどうしても勝ちたい試合でした。そしてその試合に勝ちました。
ウィーランド投手が6回まで1失点で投げきったのがまず大きかったです。昨日のウィーランド投手はやや球が高めに行くことが多かったものの、内外角の逆球はほぼなく、嶺井捕手の要求のコースに投げ分けており、ただ高めに球に行っただけでその球には力はあり、広島の打線をそのストレートで牛耳りました。前回9月5日のヤクルト戦から続けて嶺井捕手とのコンビでしたが、それまでの戸柱捕手に比べて、ストレートの割合がかなり多かったです。戸柱捕手にしても、ストレートの要求が全球の5割以上にはなりますが、昨夜の嶺井捕手はそれが62.7%に達しました。
もうひとつの嶺井捕手の特徴は、打者の内角へ”高めのつり球”の要求が多いこと。嶺井捕手が低めに構えているにもかかわらず高めに行ってしまった球も、それでも球威があって広島の打者は内あぐねていましたが、最初から意図して高めに要求したのは、9度に及び、ファウルを打たせたり空振りを奪ったりしていました。とくに丸、松山、安部、西川選手という左の強打者の内角高めへの攻めは、見応えがありました。右打者でも菊池、パティスタ選手に1球ずつ、内角高めへの攻めがありました。
ちなみに嶺井捕手は前回のヤクルト戦でも高めのつり球を12球要求しています。一方戸柱捕手は、8月23日の広島戦ではそれが1球もなく、7月18日のヤクルト戦では4球だけ、それもバレンティン選手に外角低めへの変化球の前に2球見せ球に使ったのと、荒木選手を変化球2球を見逃させてツーストライクと追い込んだあと3球目に使って空振りを取ったのなど、状況は限られていました。もちろんウィーランド投手の基本は、ストレートを内外角の低めに決め、カーブとチェンジアップで変化をつける投球であり、戸柱捕手の方がオーソドックスなリードとも言えますが、嶺井捕手は変化球を減らしてストレートで勝負し、とくに高低の変化を多用するというところに特徴があると言えるかも知れません。
泣いても笑っても、残り15試合です。試合日程もまばらになって、先発投手6人は必要なくなるため、石田投手が末梢になり、代わってリリーフの補強のために加賀投手が昇格してきました。何とかこの15試合を9勝6敗以上で乗り切りたいものです。
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Source: YOKOHAMA lover
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