-
未来への種蒔き:第6回高校生ドクターこども病院見学 in 神奈川県立こども医療センター
投稿日 2018年8月15日 13:31:00 (横浜ブログ)
-
シリーズ横浜の橋_その37・・・増設編、ハンマーヘッドウォーク。
投稿日 2024年4月20日 11:11:11 (横浜ブログ)
-
横浜白楽駅前にある蕎麦屋でいただくおいしいミニ丼セットランチ
投稿日 2024年4月17日 21:00:59 (横浜ブログ)
-
お馴染みのようでそれ程でも、ウエステルダムをいろんなところから。
投稿日 2024年4月17日 11:11:11 (横浜ブログ)
-
大納言小豆に聞いてみよう 「どうせだめでしょ菌」のやっつけ方
投稿日 2024年4月15日 15:19:17 (横浜ブログ)
-
【04月13日】スポルト八景:ダブルストーナメント
投稿日 2024年4月15日 00:00:00 (横浜ブログ)
-
お散歩写真2024_工事が終わったところもありますが、工事中のところを中心に。
投稿日 2024年4月14日 11:11:11 (横浜ブログ)
-
PPバンドを編みながら
投稿日 2024年4月11日 11:47:55 (横浜ブログ)
-
大さん橋から出港の飛鳥Ⅱから、新港ふ頭から出港のオイローパへ。
投稿日 2024年4月11日 11:11:11 (横浜ブログ)
-
そごう横浜店でいただくおいしい鰻重ランチ
投稿日 2024年4月10日 20:08:49 (横浜ブログ)
-
ガンダムファクトリー横浜終了記念、動くガンダムフォトスポット巡り。
投稿日 2024年4月8日 11:11:11 (横浜ブログ)
-
さくら・もも・しろ・あか・き色 せせらぎ緑道:「マサぽん」の横浜ものがたり
投稿日 2024年4月7日 22:50:32 (横浜ブログ)
-
@みなとみらい さば料理の専門店とは
投稿日 2024年4月6日 06:13:27 (横浜ブログ)
-
横浜港へ初入港した新港ふ頭のオイローパから、大さん橋の飛鳥Ⅱへ。
投稿日 2024年4月5日 11:11:11 (横浜ブログ)
-
【04月02日】ハマボール:火曜トーナメント
投稿日 2024年4月5日 00:00:00 (横浜ブログ)
-
横浜駅近くにあるおいしいボリュームたっぷりわんたん麺専門店
投稿日 2024年4月3日 19:08:36 (横浜ブログ)
-
謎解きスタンプラリー、ナゾる!ヨコハマ街歩き・鶴見区編。
投稿日 2024年4月2日 11:11:11 (横浜ブログ)
-
【03月30日】スポルト八景:3月総評
投稿日 2024年4月2日 00:00:00 (横浜ブログ)
-
感謝とごみ
投稿日 2024年4月1日 13:35:19 (横浜ブログ)
-
おすすめ植物ご紹介‼️
投稿日 2024年3月31日 17:56:30 (横浜ブログ)
-
2024年03月の空・・・総集編・・・
投稿日 2024年3月30日 11:11:11 (横浜ブログ)
-
金魚&メダカ入荷情報❗️
投稿日 2024年3月29日 21:25:09 (横浜ブログ)
-
@蒲田 「いっぺこっぺ」とは?
投稿日 2024年3月29日 03:59:10 (横浜ブログ)
-
横浜桜木町でいただく絶品無化調ラーメン
投稿日 2024年3月27日 20:30:21 (横浜ブログ)
-
西区制80周年記念、温故知新のみち謎解きデジタルスタンプラリー_後編。
投稿日 2024年3月27日 11:11:11 (横浜ブログ)
-
時間とごみ
投稿日 2024年3月26日 10:50:06 (横浜ブログ)
-
【03月19日】ミツウロコボウル:3月総評
投稿日 2024年3月25日 00:00:00 (横浜ブログ)
-
新港ふ頭に湘南丸、帆船日本丸、APRIES W、くろしお丸、大さん橋に大島丸。
投稿日 2024年3月24日 11:11:11 (横浜ブログ)
-
@港北区日吉 こだわり強めのカレー
投稿日 2024年3月23日 07:50:58 (横浜ブログ)
-
西区制80周年記念、温故知新のみち謎解きデジタルスタンプラリー_前編。
投稿日 2024年3月21日 11:11:11 (横浜ブログ)
-
【03月15日】ラウワン横浜:竹永竜星プロチャレンジ
投稿日 2024年3月21日 00:00:00 (横浜ブログ)
の終了後、準備に入ったのは翌日の
今年で6回目、
<第6回高校生ドクターこども病院見学>
です。
山下総長の
「神奈川県にいても、こういうことがないと知らない
人がほとんどに思えるこども医療センター、1日こども医療センターを
してもらえたら」
というご挨拶からスタートでした。
今年も神奈川・東京の医学部や看護学部を
目指す高校生が約40名、学校の先生の引率のもとに
こども医療センターをご訪問くださいました。
(お盆休みの日程にしたせいか学校数は少なく、
その分、1校あたりの生徒さんは多い構成に思えた
今年です)
「小児医療は少子化や大変さ」から志望者が少ない
状況が続いています。
知らないことは目指せない。。。
知ることで憧れてくれる人たちが出るかも。。。
小児科医になりたくて
医師を志すような人達を増やしたり、小児科医を
目指そうとしている生徒さん達を応援できたら。。。
医師不足と嘆いているだけでなく、地元で種を蒔いて
花が開く日を待てたらと思いながら続けています。
総合診療科の田上先生を中心に
共感して下さり協力して下さる
総務課、看護部の皆様を中心に、
病院あげての事業に
なりつつあるのを感じ、大変心強く感じています。
この日の午前中は
総合診療科の田上先生がこども医療センターの小児科病棟の
内科系の診療のお話、小児医療で感じていることをお話しし、
「医師になる前は患者目線、だけど、医師になると医師目線に
皆変わっていく。
医療者になる前に目指していた気持ちを忘れずにいられる医療者
はいい医療者」と思うという気持ちも
含めてお話ししてくれていました。
整形外科の中村先生が事前に作成して下さった動画で
ご自身の高校時代のことを
語って下さりつつ、小児の外科系のことをお話しし手術室の
手術風景などの含めて説明してくださいました。
「仕事は人生の時間の半分弱の長い時間を費やすこと、
<お金>とか<休み>とか考えるだけでなく、人生の
半分を費やす時間の過ごし方を考えると<やり甲斐>が
ある仕事に就けることは大切かなと思えている。」
という言葉が素敵でしたね。
自分は
ドラマ「コウノドリ」の画像を交えつつ、
の動画の一部を流しながら
周産期医療の説明をさせていただきました。
どんなことをしている場所かわからず見学しても
何も残らない、NICUで行われている医療やその背景の考えや
想いを高校生向けにお話ししたつもりでした。
そして、自分が最期に伝えたのは、
是非、見学している時に医師だけでなく様々な子供達を
支えるために働いている人達の表情や
この病院に通っている子供達の表情や御家族の表情にも
注目してもらえたら。。。そこから何かを感じて
帰ってもらえたらという気持ちをお伝えしました。
ドラマ「コウノドリ」のような物語が
こども医療センターに集うそれぞれにあることを
想像しながら1日過ごしてもらえたらと話しました。
自分は小児医療はそんなに頭脳は優秀でなくても
「子供達やご家族が悲しいことに一緒に悲しんだり、
嬉しい時に一緒に喜べたりする気持ちがある人たちが
小児医療に向いている人たちに思える」という
話をしたりもしました。
3つの講義の後は
4グループに分かれて、祈りの部屋・屋上・
小児科病棟・重症心身障害児施設・
NICUの見学でした。重心施設知っている人?
という質問に手を挙げた高校生は数名で
知ってもらうことは大切に思えていました。
自分はNICUの案内を順番にしていきましたが
言葉で理解しようとせず、空気を感じてもらえたら
いいのかなと思えていました。
未来の医療者志望の高校生達を明るく迎え、声を掛けてくれた
NICUの看護師さん達や後輩世代の医師の笑顔を嬉しく感じていました。
今年感じたのはNICUスタッフや患者家族の皆様が一緒に
高校生にNICUを伝えようとしてくれているように思えました。
370gで生まれためいちゃんとママさんは高校生に語りかけて
くれていましたね。
医師や看護師を目指す高校生ならこういう光景に心動いて
くれている気がします。
こうせい君とパパさんにも感謝でした。
新人看護師さんが多いこの日、それぞれにその時している
処置などを説明してもらいましたが高校生が4,5年後の憧れの
姿になるかもと思えました。
若手看護師さん達には今は仕事覚えるに
大変な時期かもしれないけど、自分たちは看護師になるという夢を
叶えているからこそ、今大変なんだとそれぞれに感じてもらえたらと
思えていました。
「コウノドリ」の<For tomorrow>はゆいねちゃんとお姉ちゃんの
姿を清塚さんが曲にしてくれた。。。という話をして、
コウノドリの最終回にも子役として出演していたゆいねちゃん。
高校生を励ましてくれていましたね。
赤ちゃん達の可愛らしさや健気さ、
御家族の想いなどの様子に触れつつ、
こういう医療者になりたいと憧れる場面になっていたらと
思えていました。
午後のスタートは
座談会でした。
以前、自分が地元の高校で座談会を担当したときの記事が以下に
残っています。NICUベッド不足が社会問題化した頃の記事です。
この時の経験をもとに司会進行役をしています。
家族の中に医療者がいないお家には医師に直接、病気以外のことを
質問できる機会などはなく、高校生らしい質問に答えてあげること
は大切かなと思えています。
どうして小児科医になった?
睡眠時間は? 辛い時にどう気持ちを切り替える?
医師にとって大切なことは? 自分の時間は何をしている?
命に関わることの責任の重さ?
貧しい人は医療を受けることができるのか?
ビビリなんだけど医師になっていいか?
勉強以外に学生時代にしておくべきことは?
自分は優しくない気がするけど?
小児科医は9Kというが本当か?
など高校生らしい質問がありました。
毎年、司会をしていて感じるのですが
一緒に働いていても普段はお互いに質問をし合わないような
この場所に集うまでのそれぞれのルーツやこの場所でそれぞれが
モットーにしていることなどを聞き会える機会な気がして
司会を楽しんでもいます。
「やっと小児科医になれた」
「小児科医になったことは理由はない、フィーリング」
「子供やごご家族に寄り添いたい」
「臆病な方が慎重でいい医療ができるかも」
「強くて優しい小児科医になりたい」
「責任が重いから逃げるのか?向き合うか?
と思ったら向き合いたいと思った」
「こども医療センターで女医だから損と思ったことはない」
自分は
「自分を優しいと思っている人は優しくないかもしれないし、
正しいと思っている人は独善的かもしれない。
優しさって育てることだし、忙しくても見失わない
ように心がけることかもしれない。優しくなろうと
思いつ続けるのが大切な気がする。そして正しいことって
一つじゃないし、自分だけが正しいわけでもないと思いながら
周囲とその状況の中でより良いことを考えていく気持ちが
大切かも。。。」と話したりしました。
3K、5K,9Kと小児科医をいう医師いるかもしれないけど
医師だけが大変な仕事でもないし、ここにいる人たちは
「嫌いじゃない」からここにいるのだと思えていると
話してきました。
今年の特徴は参加していた医師が皆、感じていたのですが
6回目になるこの高校生ドクター、年々、積極的に質問の手が
上がるのは女性が多いのですね。医師を目指す女の子が増えていて
男性は少なく見える高校生ドクターの現状です。
自分が学生時代を思い浮かべても、女子生徒さんが
どんどん元気になっているのを感じて、男性はむしろ
それを見守るように後から手を挙げてくれるような
雰囲気にも思えました。
この子達が医療者になる10年後、20年後のことを
考えると女性医師が多くなるはずの周産期医療や小児医療は
やはり職場環境を考えていくべきとも思えていました。
座談会の後は昨年から田上先生の提案で
プログラムに取り入れた
グループディスカッションです。
「こんな小児病院あったらいいなー?」という質問に
各高校に別れてグループディスカッションして
発表会となりました。
高校生にとって、1日の見学を通して
小児医療の医師がどう映ったかを
伝えてもらえるような時間でした。
自分もそうありたいと思える
言葉が各高校の発表からありました。
こういう時に意見を出し合えて、尊重しながらまとめ会えるのは
医療者として資質が出る気がしてこういう子達にいつか
こども医療センターに来て欲しいなと思える子供達が
各高校にいる気がしました。
最後は各グループから
話し合ったことの発表会でした。
聞いていて大変心温かく楽しく思える発表が続きました。
高校生の言葉はこども医療センターに来てよかったと
思えることももっと良くなったらと思えることも伝えて
くれている気がしました。
「専門性が高く、完治できる病院」
「笑顔が溢れる病院」
「開放的な病院」
「太陽光が注ぐ病院」
「入院している子供達と家族が寂しくなく楽しさもある病院」
「病室を患者家族でカスタマイズできるといい」
「制限食であっても食事が美味しい病院」
「なんでも話せる人間関係のある病院」
「効率が良くて患者さんを待たせない病院」
「患者さんと家族、医療者の権利が守られる病院」
「アミューズメントもあるような病院」
自分が一番心に残った言霊は
「辛い時に辛いと言える場所、泣きたい時に泣ける病院。
喜びたい時に大きな声出しても喜べる病院。」
という言葉でした。
そういう場所を自分たちでも作っている
気でいつか戻って来てくれたら嬉しいなと思えていました。
閉会の挨拶は山下総長、
「この病院は神奈川県で生活する赤ちゃんからご老人まで
一人一人から500円もらっている税金があって今運営できて
いる小児病院です。でも、ほとんどの人たちがここに来たこと
もなければ知らない人達が多い今です。皆様と1日一緒にいて
神奈川県に住む人たちに伝えていくことが大切なんだなと
教えてもらいました」という言葉が素敵でした。
最初から最後まで高校生の言葉に耳を傾けてくれる
リーダーがいることもこども医療センターの強みなんだと
思えていました。
高校生と一緒にいて若さに当てられたというか
すっかり疲労困憊に感じた夕方でした。
この企画を応援して下さった皆様
それぞれにお疲れ様とありがとうございました。
ご意見ご感想お寄せくだされば心強く感じます。
Source: がんばれ!!小さき生命(いのち)たちよ
続きを読む>>最新情報