-
ごみ教育は14歳の少女を救う
投稿日 2017年8月25日 15:13:28 (横浜ブログ)
-
@浅草 老舗の味は…
投稿日 2024年4月25日 05:55:43 (横浜ブログ)
-
【04月20日】スポルト八景:サタデートーナメント
投稿日 2024年4月25日 00:00:00 (横浜ブログ)
-
【2024年ニューオープン!】横浜にオープンした和食バルでいただくおいしいランチ
投稿日 2024年4月24日 19:13:23 (横浜ブログ)
-
大さん橋サイズ最大に返り咲いた、ダイヤモンド・プリンセスをいろんなところから。
投稿日 2024年4月23日 11:11:11 (横浜ブログ)
-
☆ベティ・ブルー 愛と激情の日々☆
投稿日 2024年4月22日 09:30:00 (横浜ブログ)
-
横浜店限定 特価植物ご案内‼️
投稿日 2024年4月21日 14:44:21 (横浜ブログ)
-
シリーズ横浜の橋_その37・・・増設編、ハンマーヘッドウォーク。
投稿日 2024年4月20日 11:11:11 (横浜ブログ)
-
横浜白楽駅前にある蕎麦屋でいただくおいしいミニ丼セットランチ
投稿日 2024年4月17日 21:00:59 (横浜ブログ)
-
お馴染みのようでそれ程でも、ウエステルダムをいろんなところから。
投稿日 2024年4月17日 11:11:11 (横浜ブログ)
-
大納言小豆に聞いてみよう 「どうせだめでしょ菌」のやっつけ方
投稿日 2024年4月15日 15:19:17 (横浜ブログ)
-
【04月13日】スポルト八景:ダブルストーナメント
投稿日 2024年4月15日 00:00:00 (横浜ブログ)
-
お散歩写真2024_工事が終わったところもありますが、工事中のところを中心に。
投稿日 2024年4月14日 11:11:11 (横浜ブログ)
-
PPバンドを編みながら
投稿日 2024年4月11日 11:47:55 (横浜ブログ)
-
大さん橋から出港の飛鳥Ⅱから、新港ふ頭から出港のオイローパへ。
投稿日 2024年4月11日 11:11:11 (横浜ブログ)
-
そごう横浜店でいただくおいしい鰻重ランチ
投稿日 2024年4月10日 20:08:49 (横浜ブログ)
-
ガンダムファクトリー横浜終了記念、動くガンダムフォトスポット巡り。
投稿日 2024年4月8日 11:11:11 (横浜ブログ)
-
さくら・もも・しろ・あか・き色 せせらぎ緑道:「マサぽん」の横浜ものがたり
投稿日 2024年4月7日 22:50:32 (横浜ブログ)
-
@みなとみらい さば料理の専門店とは
投稿日 2024年4月6日 06:13:27 (横浜ブログ)
-
横浜港へ初入港した新港ふ頭のオイローパから、大さん橋の飛鳥Ⅱへ。
投稿日 2024年4月5日 11:11:11 (横浜ブログ)
-
【04月02日】ハマボール:火曜トーナメント
投稿日 2024年4月5日 00:00:00 (横浜ブログ)
-
横浜駅近くにあるおいしいボリュームたっぷりわんたん麺専門店
投稿日 2024年4月3日 19:08:36 (横浜ブログ)
-
謎解きスタンプラリー、ナゾる!ヨコハマ街歩き・鶴見区編。
投稿日 2024年4月2日 11:11:11 (横浜ブログ)
-
【03月30日】スポルト八景:3月総評
投稿日 2024年4月2日 00:00:00 (横浜ブログ)
-
感謝とごみ
投稿日 2024年4月1日 13:35:19 (横浜ブログ)
-
おすすめ植物ご紹介‼️
投稿日 2024年3月31日 17:56:30 (横浜ブログ)
-
2024年03月の空・・・総集編・・・
投稿日 2024年3月30日 11:11:11 (横浜ブログ)
-
金魚&メダカ入荷情報❗️
投稿日 2024年3月29日 21:25:09 (横浜ブログ)
-
@蒲田 「いっぺこっぺ」とは?
投稿日 2024年3月29日 03:59:10 (横浜ブログ)
-
横浜桜木町でいただく絶品無化調ラーメン
投稿日 2024年3月27日 20:30:21 (横浜ブログ)
-
西区制80周年記念、温故知新のみち謎解きデジタルスタンプラリー_後編。
投稿日 2024年3月27日 11:11:11 (横浜ブログ)
14歳の時、グレそうになった。
14歳の少女は壊れやすい。あの世とこの世の境目にいるといってもいい。どちらに転ぶか、とてもあやうい位置に存在しているのだ。
誰もが14歳だったわけだが、人は親という立場になると、その14歳のあやうさを忘れてしまうものらしい。あまりにもそれを覚えていると、子育てが出来ないのだろう。
私は子どもがいない(授からなかった)ので、14歳の「あの世度」を覚えている。
私の場合は父が問題のある人だったので、その父への嫌悪感、父親不在の分、頼りにし、ほとんど崇拝していた5歳上の姉がどんどん大人になって私から離れていってしまうという不安感、私には見えているものが他の人には見えないらしいという孤独感、社会への疑問、恐怖、様々なものがどっと押し寄せてきて、自分で自分が支えられない状況だった。
14歳の少女がグレるのはたやすい。学校の廊下で、暗い目をして窓の外を眺めていればワルの男の子たちが放っておかないから。
気がついたら、私は、私に声をかけてきた少年とシャコタンにした日産スカイラインの後部座席に乗っていた。
車は私の横に座っている少年の先輩である暴走族が運転していた。
どこに行こうとしていたのか覚えていない。
海辺の国道を走っていた。夜だった。
私はぼんやりしていた。運転席の「先輩」と私の横の少年が何か話していた。
少年は、缶ジュースを飲んでいた。車の窓は半分程開いていた。
少年は缶ジュースを飲み終わったらしい。缶を少し横に振るようなしぐさをすると、
窓から空き缶を投げ捨てたのである。
その瞬間、私は我にかえった。
「止めて!」と叫んだ。運転席の暴走族は、びっくりしたのか、車を止めた。
私は黙って車のドアを開け、降りた。そして、全力で走り始めた。「おい、おい!」という少年たちの声を背後に聞きながら。
私は窓から空き缶を投げ捨てるような人間と同類ではない!
その人間としての誇りが、私を崖っぷちから救ったのである。
私の母は、弱く流されやすいところのある性格の人で、その母に対する批判も私にはあるが、幼少期にきちんと「しつけ」をしてくれたことには感謝している。
礼儀、行儀、正しい日本語教育。例えば、うちにお客様が来た時には、きちんと畳に手をついて挨拶すること、玄関先はいつもきれいにしておくこと(自分の部屋が散らかっていても、玄関先をきれいにするほうが大事。なぜならそこは公の場であるから)、丁寧語につける「お」は外来語にはつけない、つまり「お茶」はいいが「おコーヒー」はいけない、などなど、いまはもう死語になっている「お里が知れる」と言われない為のしつけはちゃんとしてくれた。
こういうことは一朝一夕には出来ない。植物に水をやるように、子どもは毎日コツコツとしつけるしかない。
その一環として、母はごみ教育もしてくれた。
たとえば、頂き物の菓子折りがあったら、その包装紙はベリベリと破りとったりしてはいけない。紐がかかっていたら、きれいに解いてまとめ、包装紙も、なるべくきれいに開いてきちんとたたむ。いい包装紙だったら、封筒に仕立てて使ったりもするし、折り紙にも使う。それほどの紙でなくても、裏をメモ帳やお絵かき帳に出来る。きれいにたたんである紙は古紙回収にも出しやすい。
この「菓子折りに関するごみ教育」は、ごみ教育の中でとても象徴的なので、例に挙げた。
こういうことは習慣として無意識に浸透するので、私は今でも誰も見ていなくても、そうするのが自然である。
外資系の会社で秘書をしていた時、こういう仕草を何度もほめられた。特に外国人が感動してくれる。日本女性の美徳として、こういう「しつけ」は継続したいと思う。
ごみ教育は人間としての「誇り」を育てる。これは間違いない。
損得や、金儲けだけを考えて、人間が「動く」としたら、どんなに悲しい世界だろう。
人間には「美学」が必要だ。
ごみ教育は、その美学の中心をなすものである。私はそれを確信している。
にほんブログ村
Source: ごみの意味
最新情報