-
読み・書きの苦手感を減らせたら。。。(第2回神奈川こども新生児発達セミナー)の報告
投稿日 2017年9月6日 13:36:12 (横浜ブログ)
-
第46回よこはま花と緑のスプリングフェア2024より、花壇展とチューリップ。
投稿日 2024年4月26日 11:11:11 (横浜ブログ)
-
@浅草 老舗の味は…
投稿日 2024年4月25日 05:55:43 (横浜ブログ)
-
【04月20日】スポルト八景:サタデートーナメント
投稿日 2024年4月25日 00:00:00 (横浜ブログ)
-
【2024年ニューオープン!】横浜にオープンした和食バルでいただくおいしいランチ
投稿日 2024年4月24日 19:13:23 (横浜ブログ)
-
大さん橋サイズ最大に返り咲いた、ダイヤモンド・プリンセスをいろんなところから。
投稿日 2024年4月23日 11:11:11 (横浜ブログ)
-
☆ベティ・ブルー 愛と激情の日々☆
投稿日 2024年4月22日 09:30:00 (横浜ブログ)
-
横浜店限定 特価植物ご案内‼️
投稿日 2024年4月21日 14:44:21 (横浜ブログ)
-
シリーズ横浜の橋_その37・・・増設編、ハンマーヘッドウォーク。
投稿日 2024年4月20日 11:11:11 (横浜ブログ)
-
横浜白楽駅前にある蕎麦屋でいただくおいしいミニ丼セットランチ
投稿日 2024年4月17日 21:00:59 (横浜ブログ)
-
お馴染みのようでそれ程でも、ウエステルダムをいろんなところから。
投稿日 2024年4月17日 11:11:11 (横浜ブログ)
-
大納言小豆に聞いてみよう 「どうせだめでしょ菌」のやっつけ方
投稿日 2024年4月15日 15:19:17 (横浜ブログ)
-
【04月13日】スポルト八景:ダブルストーナメント
投稿日 2024年4月15日 00:00:00 (横浜ブログ)
-
お散歩写真2024_工事が終わったところもありますが、工事中のところを中心に。
投稿日 2024年4月14日 11:11:11 (横浜ブログ)
-
PPバンドを編みながら
投稿日 2024年4月11日 11:47:55 (横浜ブログ)
-
大さん橋から出港の飛鳥Ⅱから、新港ふ頭から出港のオイローパへ。
投稿日 2024年4月11日 11:11:11 (横浜ブログ)
-
そごう横浜店でいただくおいしい鰻重ランチ
投稿日 2024年4月10日 20:08:49 (横浜ブログ)
-
ガンダムファクトリー横浜終了記念、動くガンダムフォトスポット巡り。
投稿日 2024年4月8日 11:11:11 (横浜ブログ)
-
さくら・もも・しろ・あか・き色 せせらぎ緑道:「マサぽん」の横浜ものがたり
投稿日 2024年4月7日 22:50:32 (横浜ブログ)
-
@みなとみらい さば料理の専門店とは
投稿日 2024年4月6日 06:13:27 (横浜ブログ)
-
横浜港へ初入港した新港ふ頭のオイローパから、大さん橋の飛鳥Ⅱへ。
投稿日 2024年4月5日 11:11:11 (横浜ブログ)
-
【04月02日】ハマボール:火曜トーナメント
投稿日 2024年4月5日 00:00:00 (横浜ブログ)
-
横浜駅近くにあるおいしいボリュームたっぷりわんたん麺専門店
投稿日 2024年4月3日 19:08:36 (横浜ブログ)
-
謎解きスタンプラリー、ナゾる!ヨコハマ街歩き・鶴見区編。
投稿日 2024年4月2日 11:11:11 (横浜ブログ)
-
【03月30日】スポルト八景:3月総評
投稿日 2024年4月2日 00:00:00 (横浜ブログ)
-
感謝とごみ
投稿日 2024年4月1日 13:35:19 (横浜ブログ)
-
おすすめ植物ご紹介‼️
投稿日 2024年3月31日 17:56:30 (横浜ブログ)
-
2024年03月の空・・・総集編・・・
投稿日 2024年3月30日 11:11:11 (横浜ブログ)
-
金魚&メダカ入荷情報❗️
投稿日 2024年3月29日 21:25:09 (横浜ブログ)
-
@蒲田 「いっぺこっぺ」とは?
投稿日 2024年3月29日 03:59:10 (横浜ブログ)
-
横浜桜木町でいただく絶品無化調ラーメン
投稿日 2024年3月27日 20:30:21 (横浜ブログ)
昨日は
第2回新生児発達セミナーとして
「発達性読み書き障害のすべて」というご講演を
成育医療研究センターの小枝達也先生を招きして
開催しました。
のプロジェクトの中で、NICU卒業生の就学前後の
支援のあり方を向上したい自分達で、その中で
「学習障害」
「読み書き障害」
についてのご講演をみんなで
聴けたらという趣旨で小枝先生にお願いして
実現した今回の講演会です。
19時からと遅めの講演会であり、参加者はどれくらい
いるだろうという心配もして講演会でしたが、
70名を越える参加者で大盛況だった
勉強会となりました。
新生児科、総合診療科、小児循環器科、小児神経科、児童思春期精神科
外来など多診療科の診療に関わる医師や看護師、保健師、理学療法、
作業療法、臨床心理士さん、言語聴覚士、ソーシャルワーカー、
養護学校の先生達、地域の保健師さんや療育センターのかたも
含めて、小児医療と共に生きる子供達と御家族の支援をしたいという
医療者がたくさんいることを感じて心強く感じた会場でした。
こういう多職種で集まれるのがこども医療センターのいいところ
なんじゃないかなとも思えていました。
小枝先生の発表に先立って
野口聡子先生に
10年前までに産まれた在胎23,24.25週生まれの
お子さん達の就学状況などを調査した結果をお話ししてもらいました。
10年前の時点で救命率93%, 重症の脳室内出血は8%になっているが
その上でその子達がどのような発達を遂げているかを調査・分析
してもらいました。小学9年生まで9割の患者さんがフォローアップ
外来にもきている状況を伝えてくれました。
上記のポスターの内容を詳しく話して下さったのですが、
新生児科のフォローアップでの検査などの解説も交えながら、
小学校入学時に普通級進学は6割だけど、そのうちの1割は
3年生時に支援級などを選択肢し直したり、支援級にいって
むしろ発達が伸びているお子さん達のことなどをお話し
くださいました。
野口先生の発表の結語は上記でした。
自分は、超低出生体重児の救命率が高いことを誇っているような
新生児医療では十分でないと思う、、、救命率が高いからこそ、
そして、この会場に集まる皆様、それぞれの想いや取り組みで
9割以上が小学校後も外来にきてくれている自分達だからこそ
子供達やご家族がNICUのその先に感じる困り感などに気づいている
かもしれないし、救命のその先の支援をもっともっとよくしていきたい
という気持ちを伝えさせていただきました。
そういう願いの基でNICUの改築にあたって
NICUの中も変わっていきたいし、NICUのその先の関わり方を
見据えて診療したい。NICUのその先のフォローアップのあり方を
多職種の皆様と改めて考えていきたいと思っての
先週の
に続いての小枝先生をお招きしての勉強会です。
とお話しさせていただきました。
野口先生に続いて
小枝先生にディスレクシア(発達性読み書き障害)の
ご講演を90分間お聴きしました。
翌日の本日、院内で様々な職種の
方々から大変勉強になったという挨拶の
言葉を沢山頂いています。
大変わかりやすく、
34年間取り組み続けてきたこと、
目の前のお子さんに向き合って
いた小枝先生だからこそと思える
深みのある感動的な講演でした。
よそ見も居眠りもない、
皆が心寄せ引き込まれているのを感じる
ご講演でした。
知的発達から期待される学業成績でないお子さん達がいて、
その原因として読み・書き・計算に苦手意識がある
読字・書字能力の低さによることに気づいてあげることで
学業への困り感を緩和できる可能性を示唆して下さる講演でした。
発達性読み書き障害(ディスレキシア)のお子さんは2%前後の
お子さんで正期産児でいる。その原因や診断についてお話しして
頂きました。
早産低体重児でみられる読み書き障害と成因が少し
異なるかも知れない部分を岡山医療センターの竹内先生の
ご研究などを紹介して下さりつつ、解説して下さいました。
正期産児は音韻障害が主としてあるのに
対して早産児では少し異なる特徴などもお伝えして下さり
その成因を考える機会を頂きました。
軽症、気づかれなかったディスレクシアは
中学生になって英語嫌いとされていることもある。
早期に気づいてあげることで支援の仕方はあると
いうことを実感した講演でした。
そして、独自に開発した診断や支援のアプリの
発達性読み書き障害の支援プログラムなどを解説して下さり
自分達でも出来ることへのヒントをそれぞれの職種に問いかけて
下さった気がします。
単語の逆唱などが音韻障害の気づきにつながるとか
絵本の読み聞かせは言語発達の部分で
自分もよく勧めるのですが読み書き障害の
予防にもなるそうで、文字のイメージを絵と共に学べるから
いいということ、読みのが帰来になるくらいなら漫画などを
沢山読むことも効果的な場合があるという実践的なお話しが
たくさんありました。
そして、読み書き障害を診断支援するばかりでなく、
「読み書き障害があるお子さん達は物作りやスポーツなどに
才能が移っていることがあり、それに気づいたり褒めたりしてあげることが
大切」という言葉は自分も発達外来でよく話す
「能力にムラがあって出来ないことがある分、出来ることもあるはず」
という想いにも通じる気がして大変共感しておりました。
質疑応答でも多職種がそれぞれの職場で感じていることを
伝え合うような機会、それに小枝先生が実践的なアドバイスを
くださるような時間でした。
ご参加の皆様でご意見ご感想などコメント欄に
お寄せ下されば心強いです。
NICUからも医師・看護師が参加して下さり、その様子を心強く感じました。
NICUの先のことを関心があるNICUスタッフか、そうでないNICUスタッフか
で子供達や御家族へのNICUでの寄り添い方も変わると改めて思いました。
NICUの退院で自分達
の仕事が終わるわけでもない、NICUのその先の医療現場で支援している
医療者がいることを漢字ながら、NICUの医療や看護を担当できるスタッフ
にみんなでなっていけたらと思いました。
講演会終了後も質問してくれていた稲垣先生、
「未来を感じる、前向きになれる講演」だったと伝えてくれた
藤田先生とこれから新生児医療を頑張っていこうとしてくれている
メンバーに何かの示唆をくださった講演だったと思いますし、
自分達が神奈川県の中で取り組もうとしているNICU卒業後の
フォローアップ体制の向上についてもたくさんのヒントを頂けた
機会だったと思い、小枝先生に感謝でした。
講演会に参加していたメンバーと留守を守ってくれていたメンバー
と合流してのNICU診療。大変忙しい1日の終わりでしたが、
忙しさを理由に新しいことやよりよく出来るはずのことを学ぶのを
断念するチームでなく、未来のことを考えながら、今のNICUの診療
も手分けしてやっていけるNICUチームをみんなで目指せたらと
思う夜でした。
ご意見ご感想などお寄せ下されば嬉しく感じます。
フォローしてくださると嬉しく感じます。
コメントでなくても毎日,下記をクリックしてくださっている
皆様にも新生児医療を社会に伝えるお手伝いをしていただいている
と毎日感謝しています。ありがとうございます。
Source: がんばれ!!小さき生命(いのち)たちよ
続きを読む>>最新情報