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今日は試合もないので、昨日の濱口投手の投球を振り返ってみます。下の表はその概要を示します。
8月13日と14日のブログで、戸柱捕手と組んだ13日の試合についても同じことをしていますので、興味があれば比べていてください。
1回裏
捕手の構え 球種 球速 結果
坂口 智隆 左
●1 外 低 ストレート 138km/h 外 高 ボール
●2 外 低 ストレート -km/h 外 低* ボール
●3 外 低 ストレート -km/h 外 高 ボール
●4 外 低 ストレート -km/h 外 高 見逃し
●5 外 低 ストレート 143km/h 外 高 ファウル
●6 外 低 ストレート 144km/h 中 高 ファウル
●7 外 低 ストレート 142km/h 内 高 ゴロ
山崎 晃大朗 左
●1 外 低 ストレート 144km/h 外 低* ボール
●2 外 低 ストレート 142km/h 外 中 見逃し
●3 外 低 ストレート 143km/h 中 中 ライナー
バレンティン 右
★1 外 低 チェンジアップ 124km/h 外 低* 見逃し
★2 内 低 チェンジアップ 128km/h 中 高 ボール
■3 外 低 フォーク 132km/h 外 中 見逃し
●4 外 低 ストレート -km/h 中 高 ボール
★5 外 低 チェンジアップ 127km/h 外 低* ボール
★6 外 低 チェンジアップ 124km/h 外 高 ライナー
濱口投手はコントロールに不安があるからでしょう、初回の立ち上がりは変化球を投げさせず、ストレートのみです。捕手が戸柱捕手でも高城捕手でもそれは変わらないので、おそらく捕手個人の考えではなく、チームとしての方針なのでしょう。コースは高城捕手の方が徹底していて、左打者なら外角低め、右打者なら基本内角低めです。つまり高城捕手と組んだ濱口投手は、立ち上がりしばらくは、同じところにストレートを投げ続けるのが基本です。
それでも捕手が構えたとところに球が行くことは滅多になく、この日はほとんどの球が高めに行っています。しかしこれが打者にとって自然の高低の攻めになるのか、球に力があるのか、ストライクゾーンに入れば、まずヒットにはできません。ストライクゾーンに入ってくれないと、四球を連発して、初回から失点という最悪のパターンになってしまうのですが。この日は二人目の山﨑選手あたりから、コントロールも落ち着いてくれたようです。
バレンティン選手にはさすがにストレートだけというわけにいかず、チェンジアップ攻めです。戸柱捕手と高城捕手を比べると、戸柱捕手の方が球種や内外角に変化を持たせることが多く、高城捕手の方はストレート主体ですが、球種もコースも同じ球を続けて投げることが目立ちます。あるいは、高めのつり球を比較的多く使っての、高低の攻めは高城捕手の方が目立つように思います。
2回裏
山田 哲人 右
●1 外 低 ストレート 142km/h 外 高 ボール
●2 外 低 ストレート 143km/h 外 中 見逃し
★3 外 低 チェンジアップ 121km/h 外 高 フライ[好プレイ]
リベロ 右
●1 内 低 ストレート 145km/h 内 中 見逃し
●2 内 高 ストレート 143km/h 内 高* ファウル[高めのつり球]
●3 内 高 ストレート 145km/h 内 高* ファウル[高めのつり球]
■4 中 低 フォーク 130km/h 内 低* 空振り
中村 悠平 右
★1 外 低 チェンジアップ 121km/h 中 低 見逃し
■2 中 低 フォーク 129km/h 外 低 ボール
●3 外 低 ストレート -km/h 中 低 見逃し
●4 内 低 ストレート 144km/h 内 低* 見逃し
山田選手には全て外角低めに構えながら、全て高くなりましたが打ち取ります。リベロ選手には全て内角で、高めのつり球でファウルを打たせて追い込んで、低めへのフォークで空振りと計算通りです。高城捕手の指示通りのコース投げられた球には*印をつけていますが、この回も意図通りの球は少なかったですが、三者凡退です。濱口投手をリードする時は、要求した球がその通りのコースには来ないことを前提に、どんな外れ方をするのか、どのぐらいの球威があるのかを計算しながらのリードになるのだと想像されます。
3回裏
荒木 貴裕 右
<1 外 低 スライダー 120km/h 内 中 見逃し
<2 外 低 スライダー -km/h 内 高 ボール
★3 外 低 チェンジアップ 122km/h 外 低* 見逃し
■4 外 低 フォーク 128km/h 中 中 ヒットゴロ
西浦 直亨 右
●1 外 低 ストレート 143km/h 中 低* 見逃し
★2 外 低 チェンジアップ 121km/h 外 中 ヒットライナー[好走塁]
山中 浩史 右
●1 中 高 ストレート 141km/h 中 高* ゴロ[スクイズ失敗]
坂口 智隆 左
<1 外 低 スライダー 123km/h 外 低 ボール
●2 外 低 ストレート 143km/h 外 低 ボール
★3 外 低 チェンジアップ 121km/h 内 高 ボール
●4 外 低 ストレート 142km/h 中 低* 見逃し
●5 外 低 ストレート 142km/h 外 低 四球
山崎 晃大朗 左
●1 外 低 ストレート 144km/h 外 中* 見逃し
●2 外 低 ストレート 135km/h 外 低* 空振り
■3 外 低 フォーク 128km/h 中 高 ボール
■4 中 低 フォーク 128km/h 内 低 ボール[ワンバウンド]
●5 外 低 ストレート 145km/h 外 高 ファウル
★6 外 低 チェンジアップ 126km/h 中 高 ボール
●7 外 低 ストレート 145km/h 内 低 ファウル
●8 外 低 ストレート 146km/h 内 中 空振り
バレンティン 右
■1 内 低 フォーク 128km/h 中 高 ボール
●2 内 高 ストレート 145km/h 内 低 ボール[高めのつり球]
★3 外 低 チェンジアップ 125km/h 中 高 フライ
荒木選手にはフォークが落ちずヒット、西浦選手にも甘いチェンジアップをヒットされます。山中選手に高めのストレートで狙い通りバント(スクイズ)失敗させたところまでは良かったのですが、坂口選手には全て外角低めを狙いながら、ストライクゾーンに入らず四球で満塁。山﨑選手も外角低め中心で、コントロールがままならないものの、なんとか三振。バレンティン選手にもなかなか狙ったコースに行かなかったのですが、高めに行った変化球を打ち上げてくれて助かりました。この回を切り抜けたのは大きかったです。
4回裏
山田 哲人 右
●1 内 低 ストレート -km/h 内 高 見逃し
<2 内 低 スライダー 122km/h 中 高 ボール
★3 外 低 チェンジアップ 127km/h 内 高 ボール
●4 外 低 ストレート 144km/h 外 低* 見逃し
●5 内 低 ストレート 144km/h 内 低* フライ
リベロ 右
■1 中 低 フォーク 126km/h 外 低* 空振り[ワンバウンド]
■2 中 低 フォーク 129km/h 外 低* 空振り
■3 中 低 フォーク 131km/h 内 低* 空振り[ワンバウンド]
中村 悠平 右
<1 外 低 スライダー -km/h 中 高 ボール
<2 外 低 スライダー 116km/h 外 高 ボール
<3 外 低 スライダー 113km/h 外 中 見逃し
●4 内 低 ストレート 144km/h 内 低* 見逃し
▲5 中 低 カーブ 111km/h 中 中* 見逃し
この回は特に決め球が狙い通りに決まり(*印)ました。特にリベロ選手には、前の打席で内角のストレートをかなり見せているのこともあって、3球全てフォークで空振三振です。これも高城捕手だけでなく戸柱捕手でもそうですが、濱口投手のスライダーは見送られてボールになってしまうのがほとんどなのですが、結構要求します。他の球を活かすためということでしょうか。
5回裏
荒木 貴裕 右
★1 内 低 チェンジアップ 121km/h 中 低* 見逃し
●2 内 低 ストレート -km/h 中 高 ファウル
■3 内 低 フォーク 133km/h 中 低* ゴロ
西浦 直亨 右
<1 外 低 スライダー 119km/h 内 低 ボール[ワンバウンド]
<2 外 低 スライダー -km/h 内 低 見逃し
●3 外 低 ストレート -km/h 内 中 ボール[ワンバウンド]
★4 外 低 チェンジアップ 125km/h 内 高 フライ
比屋根渉 右
★1 外 低 チェンジアップ -km/h 外 低* 空振り
★2 外 低 チェンジアップ 121km/h 外 低* ゴロ
この回は下位打線ではありましたが、配球を変化球主体にして、サクサクと3者凡退です。濱口投手の制球が一番いいのはチェンジアップなので、この球を多く使える状況だと、安心して見ていられます。
6回裏
坂口 智隆 左
●1 外 低 ストレート 142km/h 中 高 ボール
●2 外 低 ストレート 141km/h 中 高 フライ
山崎 晃大朗 左
<1 外 低 スライダー 124km/h 中 高 ボール
●2 外 低 ストレート -km/h 外 中* ファウル
●3 外 低 ストレート 143km/h 外 中 ボール
●4 外 低 ストレート 146km/h 外 中* 見逃し
▲5 外 低 カーブ 110km/h 外 低* ヒットゴロ[バウンド高い]
バレンティン 右
●1 外 低 ストレート -km/h 外 中 ボール[セーフティバント]
●2 外 低 ストレート 144km/h 外 低* 空振り
●3 外 低 ストレート 138km/h 外 低* ゴロ[併殺打]
この回は、ほぼ徹底して外角低めのストレートです。と言っても、狙ったところに投げ切れてはいないのですが、初回同様高めに行ってしまっても、球に力がありそうです。この回も決め球は狙い通りのコースに行って3者凡退。
7回裏
山田 哲人 右
●1 外 低 ストレート 144km/h 外 低 ボール
●2 外 低 ストレート 145km/h 外 高 ボール
●3 外 低 ストレート 145km/h 外 低 ボール
●4 外 低 ストレート 141km/h 外 低 四球
リベロ 右
●1 内 低 ストレート 143km/h 内 低 ボール
●2 内 高 ストレート 143km/h 中 低 2塁打
中村 悠平 右
●1 内 低 ストレート 145km/h 内 低 ボール
<2 外 低 スライダー -km/h 中 低 ゴロ[好プレイ]
荒木 貴裕 右
<1 外 低 スライダー -km/h 外 低* 見逃し
<2 外 低 スライダー 115km/h 外 低 ボール[ワンバウンド]
●3 内 高 ストレート 145km/h 中 高 ボール[高めのつり球]
<4 内 低 スライダー 121km/h 内 低* 見逃し
●5 内 高 ストレート 145km/h 内 高 ファウル
★6 外 低 チェンジアップ 126km/h 外 中 ボール
<7 外 低 スライダー 122km/h 外 高 ファウル
●8 内 低 ストレート 147km/h 中 高 2塁打
西浦 直亨 右
●1 外 低 ストレート 143km/h 中 高 ボール
★2 外 低 チェンジアップ 123km/h 外 中 見逃し
<3 外 低 スライダー 123km/h 外 低* 見逃し
★4 外 低 チェンジアップ 128km/h 外 高 ボール
■5 外 低 フォーク 129km/h 外 高 ヒットゴロ
この回の先頭山田選手にも前の回と同様に外角ストレートを続けますが、これまであまりなかった低めに外れるボールが多くなります。低めを狙ったのが高めに行くのは球にはまだ力があるようですが、ひっかかってさらに低めに行った場合は、ボールになってしまうし、力もないようです。また、高めに行ったかと思えば低めい行ったりでは、なかなか修正もできません。
山田選手にはストレートの四球。続くリベロ選手には、内角高めを突いたつもりが真ん中低めに行ってしまいツーベース。中村選手は好守備もあってアウトにしましたが、荒木選手には、ストレートが悪くなってきたとの判断がスライダーを多投してカウントを悪くし、最後は内角低めを狙ったストレートが真ん中高めに行き、初回ほどの球威がもうなかったのでしょう、ツーベースを打たれます。西浦選手にも、変化球を外角低めに集めて何とか乗り切ろうとしますが、フォークが高めに行ってヒット。ここで濱口投手は降板となりました。
7回までこの投球をしてくれれば、一応合格です。しかし濱口投手がこの日の5回や6回の投球を、初回からあるいは100球を超えてもできるようになれば、もっと素晴らしい投手になります。
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Source: YOKOHAMA lover
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