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経験を大切に、病態生理をこだわって:オーストラリアNICU旅日記(その2)
投稿日 2017年9月18日 22:22:00 (横浜ブログ)
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横浜白楽駅前にある蕎麦屋でいただくおいしいミニ丼セットランチ
投稿日 2024年4月17日 21:00:59 (横浜ブログ)
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お馴染みのようでそれ程でも、ウエステルダムをいろんなところから。
投稿日 2024年4月17日 11:11:11 (横浜ブログ)
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大納言小豆に聞いてみよう 「どうせだめでしょ菌」のやっつけ方
投稿日 2024年4月15日 15:19:17 (横浜ブログ)
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【04月13日】スポルト八景:ダブルストーナメント
投稿日 2024年4月15日 00:00:00 (横浜ブログ)
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お散歩写真2024_工事が終わったところもありますが、工事中のところを中心に。
投稿日 2024年4月14日 11:11:11 (横浜ブログ)
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PPバンドを編みながら
投稿日 2024年4月11日 11:47:55 (横浜ブログ)
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大さん橋から出港の飛鳥Ⅱから、新港ふ頭から出港のオイローパへ。
投稿日 2024年4月11日 11:11:11 (横浜ブログ)
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そごう横浜店でいただくおいしい鰻重ランチ
投稿日 2024年4月10日 20:08:49 (横浜ブログ)
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ガンダムファクトリー横浜終了記念、動くガンダムフォトスポット巡り。
投稿日 2024年4月8日 11:11:11 (横浜ブログ)
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さくら・もも・しろ・あか・き色 せせらぎ緑道:「マサぽん」の横浜ものがたり
投稿日 2024年4月7日 22:50:32 (横浜ブログ)
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@みなとみらい さば料理の専門店とは
投稿日 2024年4月6日 06:13:27 (横浜ブログ)
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横浜港へ初入港した新港ふ頭のオイローパから、大さん橋の飛鳥Ⅱへ。
投稿日 2024年4月5日 11:11:11 (横浜ブログ)
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【04月02日】ハマボール:火曜トーナメント
投稿日 2024年4月5日 00:00:00 (横浜ブログ)
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横浜駅近くにあるおいしいボリュームたっぷりわんたん麺専門店
投稿日 2024年4月3日 19:08:36 (横浜ブログ)
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謎解きスタンプラリー、ナゾる!ヨコハマ街歩き・鶴見区編。
投稿日 2024年4月2日 11:11:11 (横浜ブログ)
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【03月30日】スポルト八景:3月総評
投稿日 2024年4月2日 00:00:00 (横浜ブログ)
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感謝とごみ
投稿日 2024年4月1日 13:35:19 (横浜ブログ)
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おすすめ植物ご紹介‼️
投稿日 2024年3月31日 17:56:30 (横浜ブログ)
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2024年03月の空・・・総集編・・・
投稿日 2024年3月30日 11:11:11 (横浜ブログ)
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金魚&メダカ入荷情報❗️
投稿日 2024年3月29日 21:25:09 (横浜ブログ)
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@蒲田 「いっぺこっぺ」とは?
投稿日 2024年3月29日 03:59:10 (横浜ブログ)
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横浜桜木町でいただく絶品無化調ラーメン
投稿日 2024年3月27日 20:30:21 (横浜ブログ)
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西区制80周年記念、温故知新のみち謎解きデジタルスタンプラリー_後編。
投稿日 2024年3月27日 11:11:11 (横浜ブログ)
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時間とごみ
投稿日 2024年3月26日 10:50:06 (横浜ブログ)
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【03月19日】ミツウロコボウル:3月総評
投稿日 2024年3月25日 00:00:00 (横浜ブログ)
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新港ふ頭に湘南丸、帆船日本丸、APRIES W、くろしお丸、大さん橋に大島丸。
投稿日 2024年3月24日 11:11:11 (横浜ブログ)
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@港北区日吉 こだわり強めのカレー
投稿日 2024年3月23日 07:50:58 (横浜ブログ)
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西区制80周年記念、温故知新のみち謎解きデジタルスタンプラリー_前編。
投稿日 2024年3月21日 11:11:11 (横浜ブログ)
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【03月15日】ラウワン横浜:竹永竜星プロチャレンジ
投稿日 2024年3月21日 00:00:00 (横浜ブログ)
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【2024年ニューオープン!】横浜関内にオープンした人気つけ麺店の暖簾分け店
投稿日 2024年3月20日 18:38:39 (横浜ブログ)
の続きです。
今回の講演に推薦してくださった楠田教授とお昼に合流、
映画の中のセットに思えるシドニーの街並みの中で
昼食を一緒にとらせていただきました。
ランチの量に驚き。。。
オーストラリアに滞在して2日間ですが、食事の量が多く、
時間をかけて食べるのが文化のように思えました。
午前中のストレンジャーな気分から、楠田先生と合流できて
一緒にオーストラリアの街の時間を共有しつつ
今回のような役目に推薦してくださった楠田先生に感謝しつつ、
一人ではない心強さを感じました。
そして、
会場のニューサウスウェールズ大学に向かいました。
2年前に来日された新生児科医の先生たちに 会うと
挨拶されて、楠田先生とともにオーストラリアの人たちの
1日あっただけでもしっかり記憶している姿勢、人とのご縁を
大切にしているに尊重を感じる気がしました。
そして、今年4月、台湾で講演やエコーワークショップで
出会い、共感と尊敬を感じた先輩医師の
SVC flowの論文をたくさん書かれているNick Evans先生と再会。
台湾での日々を一緒に振り返りながら
台湾に続き、オーストラリアでNICU循環管理の
研究会でご一緒できるご縁を嬉しく感じていました。
そして、
hemodynanic workshop
の開始でした。
楠田先生が日本における一酸化窒素(NO)吸入療法について講演。
特に早産児にも積極的に投与している日本の現状を講演されていました。
EBMの現状だと早産児へのNO吸入療法はまだ功罪が明らかに
なっていないといわれていますが、日本では多くの施設で
経験している現状を楠田先生が講演されていました。
1時間1万円する高価な治療であり、オーストラリアの先生方は
驚いていましたね。日本は新生児医療の患者負担がほとんどない
という類い稀な国であることを改めて感じました。他国は高額な
治療になればなるほど、一部ご家族に請求するので根拠が明らかで
ない状況だと慎重になる、根拠を確かめる研究をまずする現状が
あると思います。日本は患者家族がほとんどないという文化の
中で医療者は良さそうならどんどん治療をしていくという
文化があるのだと改めて感じていました。
楠田先生に続いて自分が早産児の脳室内出血について
の講演をさせていただきました。恩師の中澤先生と
話している中で、患者さんごとの状況に合わせた
循環管理をしたい、マニュアル的でなく、テーラーメイドな
循環管理をしたいという気持ちを込めて名付けた
循環管理についての経験を報告してきました。
小児循環器学などを研修を経て
早産児は生後24時間以降に血圧が上昇するときに脳室内出血を
起こすことがあるという自分たちが危惧している病態生理を
お話しさせていただきました。
WindowsのPCをうまく使えなくて、途中で悩んでしまった
のですが楠田先生がスライド送り役をするから直接刺しながら
講演していいといってくださり、ありがたいサポートでした。
スライドを直に手で示しながら自分たちが考え続けてきた
お話し、拙い英語だけど体全体で伝えられたらと思いました。
質疑応答、たくさんあって、話を聞いてくださった先生方が
少なからずいたことを感謝しつつ、うまく答えられない自分に
焦りも感じました。
自分の後はオスボーン先生という論文をたくさん読んでことがある
有名な先生が低血圧性ショックの薬物療法に
関して新生児における科学的根拠をまとめた話をして
くれました。ミーバーな気持ちで直にお話しできて嬉しく感じました。
PDE3阻害薬などについての意見交換などを
させてもらいました。
そして、オーストラリアで今、多施設共同研究している
パラセトモール、アセトアミノフェンの動脈管収縮作用について
の研究の進捗状況を聞いてきました。
各施設が安全だけど?高価は弱い?と
感じている部分などを意見交換していました。
自分はこの話題、小児循環器学の
基礎研究者としていくつか英語の論文を
書いていたのでその知見について
意見交換させていただきました。
そして、最後はやはり有名なアンディー・ジル先生の
スピーチでした。日本の想定外の状況の中での
チームワークを感じる講演を素敵に感じたと
伝えてくださり心支えられました。
血行動態の重要性を改めて感じるワークショップになったと
総括してくださいながら、
自分の講演は<病態生理に立ち返ることの大切さ>
を感じたと言われました。
横浜市大で生理学の講義をしている自分ですが
根拠があるなしということではなく、自分たちが経験した
事象から病態生理を考えたいと思って診療・研究して
きたのでその言葉をありがたくも感じました。
自分の中では話せることは話してこれたけど、
PCをうまく操れずが残念、
そして、ネイティブな人たちの
中で質疑応答に答えきれない自分がいて、
質問の内容は想像がつくから
想定の応答を準備すべきだったと反省していました。
そして、病態生理や経験、論文の世界では世界的に良好な実績
で共感・感動はしてもらえるけど、
日本のようにコストや労力対効果を考えず、
エコーなどの技術習得が
早い国だからできるとも思える方法なんだと思います。
簡便で効率的に他の国でも
その病態生理を証明・着付ける方法を見出して
根拠を作っていかないと他国の赤ちゃんたちに応用できることを
話せていないかなおと思えていました。
このままでは足らないなと
思えて終了のワークショップでした。
達成感というよりは課題を感じ、頑張ろうと思う
日であり、課題を感じるということは
自分もまだ成長したいという
気持ちがあるのかなと思えていました。
<新生児の循環>で韓国・台湾・中国・オーストラリアと
招待されて語らせてもらいましたが、キッカケになれれば
自分は花咲かなくても、若い人たちが各国で考えていこうという
きっかけになる種まきになっていたら本望だなと思えて
終了のこの日でした。
留守を守ってくださる皆様や応援してくださる皆様に
感謝を込めての報告でした。
Source: がんばれ!!小さき生命(いのち)たちよ
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